名古屋市名東区 ビル建設現場で男性作業員意識不明の重体 突然のエレベーター起動で下敷きに
事故災害概要
2025年12月20日午前11時ごろ、名古屋市名東区のビル建設現場で、60代くらいの男性作業員がエレベーターの下敷きになる事故が発生したようです。同僚の作業員から「作業員の男性が一時エレベーターに挟まれ、救出したが意識がない」と119番通報があったとのこと。男性作業員は救出されて病院に搬送されましたが、意識不明の重体とのこと。警察が事故の原因などを調べているとのことです。
報道されている内容によると、事故が発生した現場は8階建てのビルを建設する工事現場で、エレベーターは足場に取り付けられた仮設エレベータだったとのこと。男性作業員は地下で土を運ぶ作業をしている作業中、仮設エレベーターの下を横切った際に何らかの原因でエレベーターリフトが降下して、男性が下敷き状態になったとみられている。詳しい事故原因は調査中とのことですが、作業用エレベーターの安全装置の不備や故障、または誤操作により予期せぬ起動が発生した可能性が考えられる。
類似災害と再発防止対策
今回事例では、エレベーター稼働時における作業員の立入禁止区域の明確化、安全装置や制御システムの定期点検、複数人での安全確認体制の構築などが必要だったのではないかと考えられる。
昇降路の囲い(第153条)では、建設用リフトの昇降路には、搬器(カゴ)が昇降する際に作業員が接触したり、荷が落下して危害を及ぼしたりするおそれのある場所(特に地上部分や各階の開口部など)に、丈夫な囲いや覆いを設けなければならないと定められ、さらに「立入禁止(第158条)」では、搬器が昇降している間は、昇降路内への労働者の立ち入りを禁止しなければなりません。今回の事故では、こうした養生枠など囲いの不備や、立入禁止措置が徹底されていなかった可能性を示唆しています。


