川崎市工業地帯の建設中の倉庫でガス爆発建築資材の落下　作業員5人が巻き込まれる

事故災害概要

2025年4月28日午前9時40分ごろ、川崎市川崎区東扇島の新築倉庫の工事現場で、50代男性作業員が火器を使った際に起きた爆発に巻き込まれ、鉄骨の下敷きになる事故が発生したようです。男性作業員は、搬送先の病院で死亡。その他4名の作業員も頭から出血するなど重軽傷を負ったとのこと。警察や消防は事故の原因を詳しく調べているとのことです。報道されている内容によると、事故が発生した工事現場は、川崎市の工業地帯で、7階建ての倉庫を建設中で、男性は1階付近でワイヤを焼き切る作業をしており、何らかの理由でガスに引火して爆発。コンクリートの床に穴が開き地下へ数メートル転落したとのこと。その影響で、建物2階にあった10mほどの鉄骨が落下して下敷きになったとみられている。付近にいた70代男性は頭に大きなけがをしたほか、10代と20代の作業員3名が軽いけがをしたとのこと。詳しい事故原因は調査中とのことですが、ピット内に充満した可燃性ガスに引火したとみられています。現場の状況に応じて、ガスが発生する可能性が高いと考えられる場所では、定期的な環境測定などが必要だったのではないかと考えられる。