「PortPlus」大林組横浜研修所で建築生産4年目研修に参加。

大林組旧横浜支店の跡地にそびえたつ、純木造耐火建築物としては国内最高となる高さ44m(11階建て)の「Port Plus」にお邪魔しました。

全ての地上構造部材(柱・梁・床・壁)を木材とした高層純木造耐火建築物「Port Plus」
「木造ビル建築では、正直他社ゼネコンに遅れをとっていた」と話されていましたが、この「Port Plus」で一気に日本最高峰の木造ビル建築を実現しています。

大学や自治体、業界の研究者らから見学依頼が後を絶たないという木造ビルは、当時この現場を手がけた所長によるツアー案内を聞くたびに驚きと関心が深まるばかり。

2階、3階のプロモーションフロア以外は研修室や会議室が基本構成の「Port Plus」、中でも8階の小研修室は、WELL認証取得のカギともなっているウェルビーイングなスペースで、天井からは植物が生え、空間には鳥のさえずりが鳴り、足下の空調からはほのかに香りが広がっていて、森林の空気に包み込まれる感覚になります。鳥の鳴き声の音源は実際に森で24時間かけて森林環境音を収録し、居室の現在時にあわせて同期した音源が流されているとのこと、お昼すぎ14時の時間は、活発に活動する野鳥の鳴き声が流れていました。

私たちがお邪魔したこの日は、「建築生産4年目研修」と題する3日間のプログラムの初日。
全国から集まった入社4年目の「現場監督」たちは、将来第二の「Port Plus」建築に関わる日が来るのでしょうか。

併せて弊社セーフグラフィ㈱の安全衛生ビデオ・DVDコンテンツ、BIMモデル、3DCGメディア、安全体感VR、建設AR、現場MRなど、全国の現場で活用頂ければ幸いです。

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